石狩教育研修センター
特別支援教育理論研修会 終了
テーマ | 通常学級における特別支援教育の実践 PATHの技法を活用した特別な支援を必要とする児童生徒への指導の在り方 |
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日 時 | 平成24年8月2日(木) 9:30〜11:40 | ||||||
会 場 | 石狩教育研修センター | ||||||
講 師 | 澤田 崇史 氏 (北海道教育庁石狩教育局指導主事) |
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参加者 | 60名 | ||||||
研修会 の ようす |
通常学級に在籍する特別な支援を必要と認識される児童生徒は、確実に増えている。しかし、そのような子どもが以前に比べて実際に増えているのか、あるいは認識が広まったために特別支援と判断される数が増えているのかは、定かではない。現在は、LD・ADHD・高機能自閉症等の児童生徒の在籍率は、6.3%とも言われている。 | ||||||
・うろうろ立ち歩く子ども→活発な子ども ・勝手に発言してしまう子ども→積極的な子ども ・特定のことに固執する子ども→興味や関心が高い子ども *見方を変えると表現も変わる。 PATHの考え方 「夢から組み直す手続き」を進める中で、既存の発想を変えることに大きな意味がある。 |
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PATH〜グループで一人の子どもの事例について交流し その子の希望に満ちた未来の計画をたてる。 @幸せの一番星(夢や希望を語る) Aゴールを設定する B「いま」の子どもの状況をまとめる C夢をかなえるために誰を必要とするか D必要な力(どんな力をつけたらよいか) E近い将来の行動を図示する Fはじめの一歩を踏み出す |
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PATHを活用することで、保護者との懇談や学校での支援の相談に活かすことができる。また、個別の指導計画や教育支援計画に記入することで、保護者や関係機関と連携を図ることに役立てることができる。 「困った子どもを何とかする」ではなく、 「〇〇に困っている子どもを応援する」視点で取り組みましょう。 |